新築にロフトを設置するメリット・デメリット
こんにちは。
今日はまた肌寒くなりましたね。
天気が悪いと花粉が下の方に停滞して
余計辛くなりませんか?(T ^ T)
今日は1日中雨マークが付いていますので、
花粉対策バッチリしましょうね。
本日、3月18日は
"博物館明治村開村記念日"です。
みなさんは博物館明治村行ったことありますか?
愛知県犬山市にあり、明治の建築物を
展示しているようです。
ネットで調べてみたら、とても素敵な雰囲気でした。
コロナが落ち着いたらいつか行ってみたいです。
今回のブログは『ロフト』についてです。
ロフトを作ろうか悩んでいる方も
いるのではないですか?
まずは、特徴を知ることから!
ぜひ最後までご覧ください。
◼︎ロフトとは?
ロフトとは、部屋の一部を2層式にした
上部空間のことです。
建築基準法で「小屋裏物置等」とされていて、
定められた条件があります。
・床から天井までの高さが1.4m以下
・床面積が下の階の2分の1未満
この規定を満たしていない場合、
ロフトではなく「3階」とみなされて
しまうため注意が必要です。
◼︎ロフトのメリット
◯デッドスペースの有効活用
ロフトを作る際には、さまざまな規定が
ありますがそれをクリアすることで、
本来ならばデッドスペースとなるはずだった
屋根裏を有効活用することができます。
◯収納が増える
ロフトは、大容量の収納スペースとなっているため、
大きなものもしまうことができます。
例えば、季節外の家電や衣類、クリスマスツリーや
雛人形、スキー板などのシーズン品も
窮屈になることなく楽々収納できます。
◯子どもの遊び場に
秘密基地のような特別空間で、
子どもが喜ぶこと間違いなし!
おもちゃを広げて遊ぶことができるし、
急な来客時にも焦っておもちゃを片付ける
手間もなくなります。
◯プライベート空間としても
ロフトに扉をつけるという新発想で、
独立した空間になります。
書斎や趣味の部屋として使用することもできます。
◯部屋が広く見える
部屋にロフトを設ける場合、天井を高くする
必要があります。
そのため空間に奥行きができて部屋全体が
広く感じられます。
平屋住宅だと特にその効果が感じやすいです。
◼︎ロフトのデメリット
◯費用がかかる
ロフトを作るには、一部屋作るのと同じくらいの
費用がかかると言われています。
はしごや階段の設置、照明や換気設備など
思った以上に費用がかかります。
◯熱がこもりやすい
ロフトは屋根に近い場所にあるため、
家中の熱が集まります。
外気温の影響を受けやすいので夏はとても
暑くなってしまう傾向にあります。
夏場でも快適にすごせるように天窓をつけたり、
しっかり断熱をすれば夏でも快適なスペースに
なります。
◯はしごの上り下りが危険
階段をつくってロフトにつながるようにする
こともできますが、地域によって固定階段が
認められない場合があります。
その場合、はしごになってしまうため
大きい物を持っての上り下りに
危険が生じてしまいます。
◼︎ロフトへのアクセスを考えて
先程、デメリットであげたはしごの上り下りが
危険な点についてですが、弊社では使いやすい
ように工夫をしています。
・ロフトへ繋がる固定階段にする
固定階段にするということは、二階建て住宅の場合、
家に2つ階段がつくられることになります。
こちらは、弊社の施工事例です。
上下に2つ連なる階段がとても印象的です。
スケルトン階段で圧迫感はなく、
さらに見た目もオシャレですよね。
・収納棚を階段にする
階段下ってデッドスペースになりがちですよね。
しかし、こんな風にもできるのです。
ロフトの上り下りがしやすいよう、
奥行きも考えて設計しています。
見た目も使い勝手もとてもいいです。
ロフトについて以上になります。
今回は新築にロフトを設置するメリット・デメリット
をご紹介しました。
ロフトはいつか使わなくなるのでは?
そんな不安をよく聞きますが、
30年以上先のことなんて誰にも分かりません。
費用はかかってしまいますが、その他の
デメリットは設置の際に改善すれば良いのです。
大きいものをたくさん収納したり、
子どもが楽しそうにロフトで過ごしたり、
想像してみるとロフトはとても魅力的だと
わたしは感じます。
みなさんも、用途をしっかりと考えた上で
ロフトの設置を検討してみてください。