いろいろな屋根の特徴を知ろう 〜陸屋根〜
こんにちは。
梅雨も明けて夏のはじまりです。
観測史上初と言われるほど
暑い日が多い6月でしたね。
一変して、ここ最近は過ごしやすい気温でしたね。
これからは台風や急な夕立にも
注意しなくてはいけませんね。
本日、7月7日は"七夕"です。
毎年恒例の七夕、みなさんは七夕飾り作りましたか?
我が家は子どもたちと今年も可愛い飾りを作りました。
皆さまの願いが叶いますように★
今夜は雨予報ですが...晴れるといいですね。
さて、今回のブログは
『屋根の特徴を知ろう 〜陸屋根〜』です。
いよいよ屋根シリーズ最後になります。
ぜひ最後までご覧ください。
◼︎陸屋根(ろくやね・りくやね)
陸屋根は、屋根勾配のない平面な屋根です。
平屋根・フラット屋根とも呼ばれています。
私が住んでいる利根沼田地域は、積雪量が
多いためあまり見かけない屋根の形状です。
◼︎陸屋根のメリット
・屋上として活用できる
バルコニーやべランダの代わりとして
使うことができます。
日当たりがいいので、家庭菜園やガーデニングなど
を行うこともできます。
これからの季節、バーベキューやプール遊びを
するのにも外部からの視線を気にすることなく
楽しむことができます。
・メンテナンス・掃除がしやすい
陸屋根は、屋根面が平らになっているため
掃除やメンテナンスがしやすいです。
勾配のある屋根の場合、足場が必要になり
陸屋根に比べて建設コストがかかると同時に
転落の危険性も高まります。
屋上として建築された場合は、ご自身で掃除ができる
ので、綺麗を保つようにしましょう。
メンテナンスは、雨漏りを防ぐためにも
プロに頼むのが得策です。
◼︎陸屋根の注意点
・夏に最上階が暑くなってしまう
陸屋根は、屋根と天井の間に十分なスペースがない
ため、屋根にあたる日差しによって天井面の温度が
上がります。
屋根から伝わる熱で、最上階が暑くなる傾向にあります。
断熱材や、断熱塗料で多少抑えることができますが
他の形状の屋根に比べて最上階の温度が高いです。
・雨漏りしやすい
陸屋根は、平らなので水はけがよくありません。
しっかりとした防水処理とメンテナンスが必要になります。
積雪量を分散できず、水はけの悪い陸屋根は
木造住宅に採用するのは難しいです。
◼︎まとめ
陸屋根の屋上ができるところはとても魅力的ですね。
利根沼田であまり見かけないのは、積雪量が
関係しています。
雪が降らない地域に住んでいて、木造住宅ではない
お家なら陸屋根を採用できます。
防水関係の都合上、メンテナンスは慎重に
定期的に行いましょう。
4回にわたっていろいろな屋根の形状について
紹介させていただきました(^^)
紹介したものを比べてみると、
それぞれに良いところがたくさんありますが
トータルで見るとオススメは切妻屋根です。
(※あくまで個人的な意見です)
これからお家づくりをする方、
屋根の形状は見た目だけで判断するのではなく
リスクを把握しておくことが重要になります。
今回紹介した4つの形状のほかにも
まだまだたくさんあります。
何事も下調べは肝心です!
住んでからもずっと心地の良いお家づくりを
実現させましょう。
前に紹介した屋根のリンクも載せておきます♩
◯切妻屋根
/blog/slug-cb16f9594a2721fa942c91d5f39b683e
◯寄棟屋根
/blog/slug-864e2a22f11802f466b84d9a7e94ecfd
◯片流れ屋根
/blog/slug-5ac3c9c3cc2fee9919174505a234067c
ぜひ、参考にしてください♩