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2022/02/04

あなたはどのタイプのキッチンを選ぶ?  前編

こんにちは。

2月に入りましたね。

暦のうえでは本日2月4日は立春です。

立春を迎えたものの、天気予報では

雪マークがちらほら目にはいります…

春の暖かさが待ち遠しいです。

さて、今回はキッチンについてみていきましょう。

キッチンにもいろいろな型があるのをご存じでしたか?

これからマイホームを考えている方は、

それぞれの特徴をしっかり確認して

ご自身にあったベストな選択をしましょう。

■どんな型のキッチンがあるの?

キッチンにはたくさん種類があります。

上の図のとおり、大きく分けて6つあります。

図のⅠ型キッチンは、壁付けになっていますが

対面式のⅠ型キッチンもあります。

それぞれの型の特徴を見ていきましょう。

Ⅰ型キッチン

Ⅰ型キッチンは、シンクやコンロ、作業スペースが

横一列に並んでいるものです。

Ⅰ型には、配置パターンが2種類あります。

1つ目は、壁付けのⅠ型キッチンです。

人が壁に向かって立って作業をする

非対面式タイプです。

それほどスペースを取らないので、賃貸マンションや

アパートなどではこの壁付けタイプのⅠ型キッチンが

採用されることが多いです。

リビングダイニングとキッチンの境界がなく同じ空間

なので部屋が広く感じられます。

2つ目は、リビングやダイニングの方へ向いて

立って作業をする対面式のタイプです。

上の写真はセミオープンキッチンです。

すでにマイホームにお住まいの方は

このようなセミオープンキッチンのご家庭が

多いのではないでしょうか。

そのほかにもオープンキッチンといわれる

アイランドキッチンペニンシュラキッチン

基本的にはⅠ型となっています。(この2タイプに

ついては次回)

それではⅠ型キッチンのメリットから紹介します。

Ⅰ型キッチンのメリット

①横移動のみで調理から洗い物すべてできる

 

 シンクやコンロ、作業スペースが横一列に並んでいる

 ので料理をしながらの洗い物もできます。

 コンロの下に鍋やフライパン、作業スペースの下に調

 味料、シンクの下にボウルや洗剤のストックを収納す

 るなど、使う場所に合わせた収納の仕方で効率よく動

 くことができます。

②スペースをとらずに採用できる

 

 Ⅰ型キッチンはほかの型と比べて、あまりスペースを

 使わなくても採用できます。

 

 Ⅰ型キッチンの中でも、壁付けタイプは調理する人が

 移動できるスペースさえあればいいので特に省スペー

 スで採用できます。

 そのため、キッチンにあまり広いスペースを確保でき

 ないアパートなどではⅠ型壁付けタイプが多く取り入

 れられているのです。

 セミオープンキッチンの場合、壁付けよりはスペース

 が必要なもののほかの型よりは広いスペースが必要に

 なることがありません。

③セミオープンでは家族の様子が見える

 Ⅰ型キッチンのなかでもセミオープンキッチンなら、

 対面式なので家族と会話をしながら作業ができます。

 お子さまが遊んでいる様子にもそのままの体の向きで

 目を配ることができます。

Ⅰ型キッチンのデメリット

①動線が長くなってしまうことも

 調理スペースを広く取りたい場合、Ⅰ型キッチンだと

 横移動の距離が長くなってしまい使いにくくなってし

 まいます。

 広くて大きなキッチンを求めるのならば他の型のキッ

 チンの方が向いているかもしれません。

②配置によってキッチン内部が丸見えに

 壁付けタイプにした場合リビングやダイニングから

 キッチン内部が丸見えになってしまいます。

 

 キッチン周りが散らかっていると来客時に気になり

 ますよね。

 

 そのために常にきれいにしておかなくてはいけない

 ので負担にもなってしまいます。

③壁付けタイプだと家族の様子が見えない

 壁付けタイプのキッチンの場合、作業に集中できる

 反面、壁の方を向いてしまうため家族の様子が見え

 ません。

 お子さまから目を離してしまう時間ができてしまう

 ため、安心して作業ができません。

 子育て世代には向いていないかもしれません。

Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチンは、シンクやコンロ、作業スペースが

2列に分かれているものです。

Ⅱ型キッチンのメリット

①作業スペースが広くとれる

 シンクとコンロが同じ列にないため、作業スペースを

 広めに確保することができます。

 お菓子作りやパン作りなどをすることが多い人は、

 作業スペースが広いと嬉しいですね。

②移動距離が短い

 Ⅱ型キッチンは、シンクとコンロ、冷蔵庫の距離が

 短くて使いやすいです。

 作業スペースが広いのに、短い移動距離で作業がで

 きるのは魅力的ですよね。

Ⅱ型キッチンのデメリット

①床が汚れてしまう

 シンクとコンロの間に床があり、そこを行き来するた

 め床に水が垂れたり、調理中のものから液だれしたり

 して、床を汚してしまう可能性があります。

 汚れ防止のため、床に防水シートや大きめのキッチン

 マットを使うなどの工夫が必要になります。

②シンク、コンロいずれかは壁付け

 

 Ⅱ型なのでシンクかコンロのどちらか一方は壁付けに

 なってしまいます。

 壁付けになった方で作業しているときは、リビングの

 方向を確認するのに振り返らなくてはいけません。

L型キッチン

L型キッチンは、シンクとコンロがL字型に配置

されています。

L型キッチンは、2種類のレイアウトで設置ができます。

1つ目は、壁付け式です。

Ⅼ型キッチンを壁付けにすることで、キッチンのスペースを

有効に活用することができます。

壁に設置されている面しかないので、壁面を利用した収納

スペースを確保することも可能です。

2つ目は、対面式です。

Ⅼ型キッチンを対面式にすることで、リビングやダイニング

にいる家族とコミュニケーションを取りやすくなります。

シンクかコンロのどちらか一方が壁付けで設置されている

レイアウトになっています。

L型キッチンのメリット

①作業動線が短い

 L型キッチンはシンクとコンロが直角で向かい合うように

 設置されているので、体の向きを少し変えるだけで両方

 使用できます。

 調理スペースで作業をしながら、コンロの火加減を調節

 することが簡単にできて使い勝手が抜群です。

②複数人での作業にもゆとりある広さが確保できる

 L字になっているので作業を行えるスペースを広く確保

 することができます。

 作業スペースが広くなると、作業効率がよくなり、複数人

 での作業が行いやすくなります。

Ⅼ型キッチンのデメリット

①コーナー下がデッドスペースになる

 コーナーになっている部分は、奥まっているため

 収納がしにくく使いにくいです。

 そのため、頻繁に使う調味料などはしまわない方

 がいいでしょう。

②広いキッチンスペースが必要になる

 Ⅼ型キッチンはⅠ型キッチンを設置するときよりも

 広いスペースが必要になります。

 特に、対面式の場合だとさらにスペースが必要に

 なるので部屋の広さも考慮する必要があります。


Ⅰ型キッチンⅡ型キッチンⅬ型キッチン

の特徴を紹介しました。

どの型もそれぞれに違った利便性がありますね。

後編でもキッチンについて更新するので

次回もぜひチェックしてください!

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