いろいろな屋根の特徴を知ろう 〜寄棟屋根〜
こんにちは。
今年は関東では雹が降ることが多いですね。
梅雨の雨というより夕立みたいな雨が降っています。
四国も梅雨入りしたそうです。
木曜日あたりから気温が高くなることが
予想されています。
今日は風が強くて暑さは感じませんが
気温は結構上がっていたみたいですね。
水分補給しっかりしましょう!
本日、6月13日は
"小さな親切運動スタートの日"です。
1963(昭和38)年のこの日に
「小さな親切運動本部」が発足した
ことにちなんで制定されました。
「できる親切はみんなでしよう、
それが社会の習慣となるように」
「人を信じ、人を愛し、人に尽くす」
を理念に運動が展開されているそうです。
小さな親切に救われる人は沢山いると思います。
運転でも親切な行動、思いやりの心が大切ですよね。
親切を心掛けてみましょう♩
さて、今回のブログは
『屋根の特徴を知ろう 〜寄棟屋根〜 』です。
ぜひ最後までご覧ください。
◼︎寄棟(よせむね)屋根
寄棟屋根は、頂上から4方向に傾斜面がある屋根です。
屋根の面は三角形と台形になります。
切妻屋根と形が似ていますが、4枚の流れ面で
屋根を寄せることによって、傾斜面が
切妻屋根より短くて済むのが特徴です。
◼︎寄棟屋根のメリット
・耐久性が高い
寄棟屋根は4方向に軒をつくることにより
雨風や日差しから外壁を守りやすくなります。
他の家より、外壁が劣化しにくくなります。
・落ち着いた雰囲気になる
横から見た時に屋根が台形になっていることから
重厚感と安定感があり、落ち着いた雰囲気になります。
昔から日本でよく用いられる屋根の形式です。
デザインによって現代的な印象になるので
近年、洋風な住宅にもよく用いられます。
・建物の向きを選ばない
住宅密集地では、土地の形状や隣家の状況などにより
建物を建てる際の住宅の向きに制限ができてしまいます。
寄棟屋根なら、どの方面から見ても屋根のバランスが
保たれているので外観にほとんど影響がありません。
また、住宅密集地における斜線制限についても、
クリアしやすくなっています。
◼︎寄棟屋根の注意点
・屋根裏が狭くなる
屋根裏を収納スペースとして利用したい場合、
寄棟屋根は空間が狭くて十分な小屋裏スペースが
とれない場合があります。
また、屋根裏の換気がしにくい形状なので、
軒天や棟部分の換気をしっかり確保して
結露の発生などを防ぐ対策が必要です。
・太陽光パネルが設置しにくい
寄棟屋根は4方向に屋根面があるので、
照射効率の良い方向の面積が小さくなります。
また、4面のうち2面が三角形のため、設置できる
太陽光パネルの数が制限されてしまいます。
◼︎まとめ
今回は、寄棟屋根について紹介しました。
古くからある日本の建物は、
寄棟屋根のイメージがありますね。
落ち着いた雰囲気で日本人好みかと思われます。
和風なお家だけでなく、洋風なデザインにしても
とても魅力的な形状になっています。
注意点もしっかり理解しておきましょう。
それでは、次回もまた別の屋根について
紹介させていただきますね(^^)
お楽しみに♩