オール電化住宅とは? 前編
こんにちは。
最近、テレビや雑誌など多くのメディアで
オール電化 という言葉をよく目にします。
近年人気を集め、マイホームや賃貸マンションに
多く導入されるようになりました。
マイホームをオール電化にしようか検討して
いる方も多いのではないでしょうか。
オール電化ならではの魅力はありますが、
「最近よく聞くから」「光熱費が安そうだから」
などと、よく考えずに決めてしまうと
後悔してしまう場合もあります。
そこで今回は、オール電化について
前編と後編に分けて解説していきます。
■オール電化住宅とは?
オール電化住宅とは、調理・給湯・暖房などの
熱源をすべて電気で賄っている住宅のことです。
主な設備としては、
調理・・・IHクッキングヒーター
給湯・・・エコキュート、電気温水器
暖房・・・床暖房、蓄熱ヒーター
などがあげられます。
■オール電化のメリット
オール電化のメリットとして、以下があげられます。
①安全性が高い
オール電化住宅はガスを一切使いません。
そのため調理に使われるIHクッキングヒーターは
火を使わないため、衣服への着火によるやけどや
ガス漏れなどの危険がなく、火災リスクも減ります。
小さなお子様が近くにいてもガスに比べて
危険は少なくなります。
また、不完全燃焼による一酸化炭素中毒の
心配もありません。
②基本使用料が一本化できる
ガスを併用している住宅の場合、
ガス・電気それぞれに基本料金がかかります。
しかし、オール電化住宅の場合は
電気の基本使用料のみとなるので
節約にもつながるでしょう。
③災害時に貯水タンクが利用できる
災害時に、エコキュートや電気温水器のタンク内の
水を生活用水として利用することができます。
飲用としては利用できませんが、いざという時に
使える水があると安心につながります。
また、過去の震災時のデータによると
電気はガスよりも大幅に復旧が早いようです。
④お湯を安く使える
エコキュートや電気温水器は、夜間に沸かした
お湯をタンクに貯めて、そのお湯を日中に使う
仕組みになっています。
夜間は、電気の単価がガスよりも安くなります。
その結果、安くお湯を使っていることになります。
単価の高い昼間にはタンク内のお湯の
沸き増しを停止する設定もあります。
⑤IHの掃除が簡単
ガスコンロを使っているご家庭は、
コンロの掃除がとても大変ではありませんか?
IHクッキングヒーターは、平らな造りになっているため
吹きこぼれや飛び散りなどで汚れてしまっても
掃除が簡単にできます。
複雑な作業がないため習慣がつき、
毎日キレイを保つことができます。
いかがでしたか?
今回はオール電化のメリットをまとめました。
いいことばかりでしたね。
しかし、デメリットもあるのです。
次回の更新は、水曜日。
デメリットや電気代の節約方法 etc.
ぜひ、チェックしてください。