2025/11/18
群馬・高崎・沼田エリアで家を建てるなら知っておきたい、冬場のシーリングファンの回転方向(風向き)

群馬県沼田市にある「原住建(サイエンスホーム沼田店)」では、群馬県および高崎市や沼田市周辺の地域で、自然素材の無垢の家を体感できる完成見学会を定期的に開催中です。
朝晩がぐっと冷え込み、群馬・髙崎・沼田エリアもいよいよ冬の気配が強くなってきました。
この季節になると、移住してきた方からよく聞くのが
「思っていたより寒い…!」「暖房の効き方が気になる」という声。
そんな“冬の快適さ”を大きく左右するのが シーリングファン。
今回は、これから冬を迎えるタイミングにあわせて、冬のシーリングファンの風向きについて分かりやすくご紹介します。
▼目次
・はじめに
・冬は「上向き」でじんわり暖かく
・吹き抜けにシーリングファンがある家は?
・シーリングファンは冬の暮らしの味方
・おわりに
・はじめに
▲施工事例:「広々としたリビングと開放感のあるアイランドキッチン、使い勝手が良いランドリールームが特徴!」
シーリングファンとは、天井に取り付けるサーキュレーターのような設備で、ゆっくり回転する羽が空気をかき混ぜ、室内の空気を循環させて温度ムラをなくします。
気温差がはっきりしている群馬では、「これがあると冬の暮らしがぜんぜん違う」と好評です。
シーリングファンはどちらの風向きでも空気を循環させますが、体に感じる温度(体感温度)が変わるため、季節で使い分けるのがポイントです。
反時計回り(下向きの風)は、 夏におすすめ。床に向かって風が当たり、ひんやり感じます。
逆に、時計回り(上向きの風)は、冬におすすめです。
天井に向かって風を送り、暖かい空気をゆっくり下へ戻します。
■ 冬は「上向き」でじんわり暖かく
冬になると真っ先に冷えるのが足元。
暖房で部屋全体が温まっていても、足元だけヒヤッ…なんてこともありますよね。
シーリングファンを上向きに回すと、天井近くにたまった暖かい空気が
壁をつたって足元へと流れ、空間全体がふんわり暖かくなります。
また、暖房と併用すると…室内の温度ムラが減って 暖房効率アップします。
ファンを併用すれば、設定温度を1〜3℃下げても快適になり、 省エネ・光熱費ダウンに◎
例:一般的な家庭の電気代約30円/1kWh、ファン消費電力40Wの場合
※地域差やプラン差によるのであくまで目安です
・1時間で1.2円⇒24時間で28.8円⇒1か月で864円
18畳用の暖房消費電力2000W(最大出力)の場合にかかる電気代(電気代約30円/1kWh)
・1時間で60円⇒24時間で1,440円⇒1か月で約43,200円
暖房の温度を1℃下げると10%節電になるといわれています。
3℃下げると、約27%もの節電になるのです。
群馬の冬は暖房費がかさみがちです。
家づくりを検討している方や、移住してきた方にとっても嬉しい“節約ポイント”になります。
■ 吹き抜けにシーリングファンがある家は?

▲施工事例:「空間を最大限に活かした、機能性のあるお家にしたい、、、。」
サイエンスホームでは、吹き抜けにシーリングファンを設置することが多いです。
1階よりも2階のほうが暖かいことがよくあると思います。
一般的には夏場は下向き、冬場は上向きと記載しましたが、実は吹き抜けのように天井が高い場合はオールシーズン下向きが効果的です。
なぜかというと、天井まで距離があるため、上向き風だと暖かい空気が床まで降りてこず、
天井付近だけの循環になってしまうからです。
そのため、暖かい空気をしっかり床へ届けるため、下向きがおすすめです◎
また、シーリングファンのお手入れは意外と簡単です。
手が届きにくいため、掃除がなかなかしづらいところではありますが、吹き抜けのシーリングファンは2階の通路からの掃除が可能です◎
柄の長いモップやお掃除ワイパーなどなどでサッとふき取るだけでよいので、2~3か月に1回のペースでホコリを拭き取りましょう。
回っていると気が付きにくいですが、「冬前の掃除ルーティン」に取り入れると気持ちよく使えます。
・シーリングファンは冬の暮らしの味方

▲施工事例:「ありきたりの家はイヤ! 唯一無二の面白味のある家が建てたい!」
洗濯物が乾きやすい、においがこもりにくい、そして省エネ効果も期待できる——。
シーリングファンには、冬の暮らしをそっと支えてくれる小さな“助け”がいくつもあります。
特に沼田市・高崎市のように、昼夜の寒暖差が大きく、冬は部屋干しが増えがちな地域ではその恩恵をより実感しやすいはずです。移住してきた方の中には、
「意外と洗濯物が乾かない…」
「部屋の湿気やにおいが気になる…」
と感じる方も少なくありません。
そんなとき、シーリングファンのやわらかな空気循環が
部屋全体の湿気をバランスよく分散させて、乾きムラやにおいの発生を防いでくれるのです。
さらに、暖房を使う時間が増える冬でもファンを併用すれば、
設定温度を少し下げても快適に過ごせるため、光熱費の負担を抑えることにもつながります。
・おわりに
群馬の冬は長くて冷え込みも強い分、こうした“暮らしのちょっとした工夫”が、移住後の生活の満足度を大きく左右します。
だからこそ、「ひと足先に知っておくと冬がラクになる設備」 として、シーリングファンはとてもおすすめなのです。
「家づくりについて相談したい!」「サイエンスホームについて詳しく知りたい!」という方はぜひお気軽にお問い合わせください!
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